2014年4月18日金曜日

記念館オリジナルグッズ新発売

昨年発売した記念館オリジナルグッズ第1弾「慈しみの珈琲」に続き、第2弾、第3弾が立て続けに新登場しました!

「クリアフォルダ」350(税込)「オリジナルノート」320(税込)






記念館では、東京大学時代の中村博士のノートを展示していますが、クリアフォルダにはそのノートに書かれた手書きの文字がデザインされています。

クリアフォルダー 350円


また、オリジナルノートは、インド綿の柄をあしらい、裏表紙には「慈しみのことば」を載せています。これを使えば中村博士のように勉強がはかどるかも?


オリジナルノート 320円

「慈しみの珈琲」500円(税込)も引き続き好評発売中です。記念館でしか買えないオリジナルグッズを、ご来館の記念として、お土産として、ぜひお買い求めください。

三井昌志写真展 「インド・12億の素顔」のお知らせ


 記念館に常設展示している写真家・三井昌志氏の写真展「インド・12億の素顔」。昨年の開館1周年イベントで展示して以来ご好評をいただいておりますが、新年度になったということで、今回展示作品の入れ替えを行いました。




 
 三井氏は1974年京都生まれ。大学卒業後、エンジニアとして2年間働いた後退社。2000年に10か月に渡ってユーラシア大陸一周の旅を行い、そのときの旅をまとめたフォトエッセイ「アジアの瞳」が1万部を超える売り上げを記録しました。以降、写真家としてアジアを中心に旅をつづけ、人々の飾らない日常と笑顔を撮り続けています。

 同展では、三井氏が原付バイクでインドを旅した際に出会った人々の素顔の写真18点を展示しています。入場無料。ぜひお越しください。





(企画員M.K)

2014年4月17日木曜日

東方学院松江校ガイダンスを実施しました。

4月12日に東方学院松江校ガイダンスを実施しました。

当日は、受講申込みをされた受講生のほか、講座に関心をもつ方々にお集まりいただき、東方学院長前田專學先生のご挨拶、東方学院と中村元博士の説明、各講座の講師による講座案内を行いました。
前田專學 東方学院長

松江校講師の先生方

熱心に話を聞く受講生の方々


また、昨年できたばかりの東方学院歌「慈しみ」を記念館スタッフによる生演奏で披露しました。


記念館職員による学院歌披露

参加された方の中には、「お会いしたかった先生に何人にも会えてうれしかった」と話す方もおられました。

平成26年度の東方学院松江校はいよいよ4月19日(土)より開講いたします。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。


(企画員M.K)

2014年4月15日火曜日

ワンコインでヨーガ体験してみませんか?

中村元記念館では、中村元博士も愛好されていた「ヨーガ」の講習会を開催いたします。

ただいま参加者を募集中です。ご一緒にゆったり体と心をのばしましょう。



【日時】 平成26年4月30日(水)
      13:30~15:00 (受付13:00)

【会場】 中村元記念館 大会議室

【料金】 500円 (茶話会付き)

【講師】 山本 紀子 先生

【定員】 30名

【申込方法】 
 
  中村元記念館まで、お電話でご予約ください。

  電話:0852-76-9593 (受付時間:10:00~17:30 月曜日除く)
  
  定員に達していない場合は、当日申込も可能です。

※バスタオルなど敷物をお持ちください。
※動きやすい服装をご用意ください。講習ははだしで行います(5本指靴下でも可)。

2014年3月1日土曜日

東方学院松江校 特別講座 第2回が開講されました。

大黒天の由来について語る加藤みち子先生
平成26年2月23日に、第2回東方学院松江校特別講座を開催しました。

今回のテーマは、中村元東方研究所専任研究員である加藤みち子先生による「摩多羅神(またらしん)と大黒天―天台系寺院伝来の神像から日本仏教を読み解く」です。

摩多羅神とは日本神道の系譜には現れない神様で、全国各地の天台系寺院の常行三昧堂に祀られています。第3代天台座主である慈覚大師円仁が、唐から帰る船中に突如現れ、日本に伝えられた神様といわれています。天台宗には、阿弥陀仏の周りを90日間念仏を唱えながら回り続ける、常行三昧という非常に過酷な修法があり、その修法が行われる常行三昧堂の阿弥陀仏像の裏側に祀られ、過酷な修行を続ける修行者を助けてくれる神様として祀られたのが、この摩多羅神なのです。

 日本の天台宗は、神仏習合に非常に積極的な立場をとっており、日本神道との習合以前から、様々な神を仏教の中に取り込んできました。摩多羅神と大黒天はどちらも日本古来の神でない点は共通しますが、人々に親しまれてきた大黒天に比べ、摩多羅神は秘仏としてひっそりと祀られてきました。しかしどちらも戦闘神→福の神、修行者の守護神→芸能の神と、日本においてその性格が変化しています。またさらに大黒天と摩多羅神を同一視する思想も生まれるなど、日本の天台宗とはこのように様々な宗教の神を積極的に取り込みながら発展し、日本仏教の方向性を形作っていったのです。
(研究員:秋鹿)

2014年2月13日木曜日

閲覧室の新着図書

図書閲覧室から新着図書のお知らせです。

昨年ご寄贈いただいた2冊の本を紹介します。



1冊目は、『改訂 キリスト教か仏教か~歴史の証言』(中村元 監修 山喜房佛書林 1998年)です。こちらは、東方学院講師、釈悟震先生による訳註の本を、釈先生ご自身より頂戴しました。スリランカで1873年に実際にあった記録ということです。二つの宗教者の論争の記録なのですが、冷静な話し合いの場を持つことができた当時の双方の人々に頭が下がります。
2月16日の公開講座の内容とも重なってくることと思います。ぜひご覧になってみてください。

もう1冊は『ラビンドラナート・タゴール 生誕150周年記念号』(ウダイ・ナーラーヤン・スインほか編集 インド外務省広報外交局 日本語版 2012年)です。インド大使から日本語版を頂戴しました。インドの詩人タゴールについて様々な角度から書かれた本で、写真資料も多数収められています。学生の目から見たタゴールとガンディーの交流の姿なども書かれており、興味深い内容です。

(司書N.F)

海外研修<釈尊三大聖地巡礼の旅>前篇


2月4日から2月9日まで、海外研修第2弾「釈尊三大聖地巡礼の旅」を企画し、インドへ行ってきました。今回の講師は、公益財団法人中村元東方研究所の研究員、佐々木一憲先生にお願いしました。

結団式での清水谷理事長(左)と前田専學先生(中央)
1日目は、外神田にある中村元東方研究所で佐々木先生から三大聖地に関する講義を受けた後、前田専學館長の「インドは日本人の精神の母であり、父である」というお言葉を胸に刻み、インドへ向かいました。ご一緒にお見送りに来ていただいた釈悟震先生をもう少しでインドへお連れしそうになってしまいましたが。
釈悟震先生(手前)と佐々木一憲講師(右奥)

2日目、飛行機で約9時間、デリー空港に到着しましたが、到着するなりスパイスのような独特の香りがします。さすがインド。ホテルで仮眠をとり、初転法輪の地、サールナート(鹿野苑)へ。
寺院の中の釈迦牟尼仏

寺院の壁画にはブッダの生涯が描かれている。
寺院の壁画は、ガイドのジャマルさんに解説してもらいました。出口右側の販売コーナーで、事前の知識どおりに皆さんが値切りはじめました。ここまでは、想定内だったのです。ガンジス河に向かうまでは。

中村博士ものっていた人力車にのってガンジス河へ (撮影:佐々木講師)

道がデコボコでとにかく揺れます。あと道路にセンターラインがないので、クラクションやベルを頻繁に鳴らしながらみんな通行しています。それでも日常茶飯事なのか事故らしいものもなく、乗っていたリキシャにバイクが接触したぐらいでした。

この日はちょうどサラスヴァティ-のお祭りで、ガンジス河へ向かう道も大変な賑わいでした。

サラスヴァティー (撮影:佐々木講師)
町を練り歩く若者たち (撮影:佐々木講師)
何台もの徐行する車の荷台にサラスヴァティ-の像がのり、そのあとに若者たちが続いて歩いていきます。かつては伝統的な行事だったそうですが、今は若者たちの祭りになっているそうです。
リキシャを降りて、「バクシーシ」がこだまする人の林を抜けると、急に開けたところにでました。一般にガンジス河として知られる川、ガンガです。

祭りのような賑やかさです。
奥のホテルの屋上、ベランダにも人がいます。

記念館のフェイスブックには船の上から撮影した写真をアップしてますが、この風景は特別なものではなく、毎日おこなわれる夕方のお勤めだそうです。ものすごい数の人と熱気でした。

照明がまぶしいですが、朝6時過ぎのガンガです。
「夢のような」といわれる一夜がさり、うってかわって朝の静かなガンガです。

朝6時半、朝日の昇るガンガです。

そして朝日の余韻を味わいながら、知識と学問の町バナラシに向かいます。
(後篇に続きます。)
(学芸員 N.K.)