(中村元記念館図書閲覧室でも閲覧可能です。)
・「チベット仏教求法僧 能海寛と宇内一統宗教-明治の国粋とグローバリズム-」
浅川滋男・編/同成社
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https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784886218612
【目次】
前言――本書に寄せて(今枝由郎)
序論 能海寛の風景と思想(浅川)
第Ⅰ部 能海寛の風景――山陰からチベットへ
第一章 仏教と欧米知識人(浅川)
第二章 能海寛と『世界に於ける仏教徒』(森彩夏)
第三章 チベット仏教憧憬―白い金色の浄土(森・岡﨑・眞田廣幸・浅川)
第四章 古都京都の近代化をめぐる仏教とキリスト教(山田協太)
第Ⅱ部 能海寛の思想――『世界に於ける仏教徒』を読む
第一章 『世界に於ける仏教徒』口語訳(浅川・森)
第二章 キリスト教批判――宇内一統宗教の構想(浅川)
第三章 批評としての大内青巒序(浅川)
第四章 仏教と国粋――明治維新と能海寛(浅川)
第Ⅲ部 仏教の土着と宇宙――遺産から自然(じねん)まで
第一章 東大寺頭塔の復元からみた宝塔の起源
―チベット仏教の伽藍配置との比較を含めて(浅川)
第二章 大雲院宝塔厨子と徳川将軍家墓処(岡﨑滉平・眞田・浅川)
第三章 浄土真宗、近江から因伯へ―尾崎家仏間と安楽寺(眞田)
第四章 「賽の河原」の風景―摩尼山地蔵堂の考証と復元(浅川・岡垣 ・宮本)
第五章 居住地の形成と宗教―マレーシア移民社会の事例(張漢賢)
第六章 仏ほっとけ―車寅次郎と御前様、そしてひとの生き死に(中山実郎)
第七章 仏教とマーケティング(磯野誠)
第八章 般若心経と現代科学の宇宙観(足利裕人)
第九章 業・廻向・菩薩・無我・輪廻―仏教主要教義間の自家撞着(今枝由郎)
跋文 奇跡の雪山(浅川)
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