7月17日、兵庫県にある姫路文学館を訪問しました。総工費50億円以上かけられた
この博物館は北館に、和辻哲郎をはじめ姫路市出身の作家9名のコーナーがあり、
南館には司馬遼太郎を中心とした記念室が設けられていました。
和辻哲郎は倫理学を中村元博士に教えていたそうですが、その後も中村博士が従軍中
姫路の地で入院した時も、お見舞いのお手紙を中村博士に出されています。そうした二人
の親交は、生前の中村先生が姫路文学館に「和辻哲郎をめぐる人々」と題した文章を寄せ
られたところにも見ることができるでしょう。
文学館の見どころはそれだけでなく、茶室をそなえた望泉亭という国の文化財に指定された
趣のある屋敷や、文学館の入口にある播磨曼荼羅など、盛りだくさんです。。
記念館に姫路文学館様のパンフレットを置かせていただくことになりましたので、
ご興味のある方は、当館へお越しの際に是非手に取ってご覧ください。
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