2026年2月4日水曜日

特別講座(特別集中講義2025)のお知らせ

 下記の日程で丸井浩先生の特別講座をおこないます。

タイトル:「仏伝を読む:釈尊教団の拡大と故国訪問」

日程:2026年 3月10日(火)①12:30~14:00 ②14:20~15:50

   2026年 3月11日(水)③10:30~12:00 ④13:30~15:00

受講料:9,000円(早割価格:8,000円 ※納入期限:3月3日(火))

テキスト:レジュメ配布

お申込み:お電話(0852-76-9593)またはこちらの投稿フォームからご連絡ください。

【内容】---------------------------------------------

私は仏教と論争を盛んに行ったインド哲学諸派の研究を専門としています。哲学を研究する人は 皆共通していることですが、「なぜそうなのか」という問いを立て、それに対する納得のいく回答を 求める習性があります。仏伝資料も「なぜそうなのか」という疑問を活かしながら読むのも面白い ものだと、最近思うようになりました。今回も皆さんと一緒に仏伝を読む面白さを一緒に味わえた らと思います。

 昨年度は、初めての説法(初転法輪)の内容に注目し、特にその中核をなす「四つの聖なる真理」 (四聖諦)についてまず検討しました。そして、釈尊のもとに次々と弟子と信者が誕生していく経緯を、有力な仏弟子2名(舎利弗・目連)が誕生するまでお話ししました(大迦葉の話はできません でした)。

 今回は、大迦葉の弟子入りエピソードから始めて、釈尊の弟子として認可されるセレモニー(受 戒式)の変遷を考えます。そして父スッドーダナの願いを受けて、釈尊が初めて故国を訪れ、父王 たちと再会する場面まで辿ります。ただし、途中で少し脱線して、釈尊と阿弥陀仏との関係について考えてみたいと思います。

 具体的には、以下のような話題を取り上げます。

・もう一人の有力な仏弟子の誕生

・受戒について考える

・釈迦仏と阿弥陀仏

・釈迦仏と弥陀の本願

・二河白道の喩え

・釈尊教団の拡大と入団手続きの整備

・現前サンガと結界

・仏教僧団を支える個人指導制度(和尚制度の確立)

・釈尊の故国訪問と父子再会

初めて受講される方も大歓迎です。どうか皆さん、奮ってご参加下さい。

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皆様のお申し込みをお待ちしております♪

2026年1月27日火曜日

【山陰中央新報社 様から寄付金を頂戴しました。2026.1.27】

2015年より山陰中央新報の1面で連載している『中村元 慈しみの心』は、多くの皆さまに温かく支えていただき、本年で11年目(今日で通算3623回目)を迎えることができました。
このたび、山陰中央新報社様より、この記事の配信事業の収益を通じて、寄付金15万円をご支援いただきました。
今回いただいたご寄付は、これからも多くの方に中村博士の偉業を知っていただくための活動や、その他記念館の事業に大切に活用させていただきます。
山陰中央新報社様、ありがとうございました。


2025年12月7日日曜日

【第22回中村元思想文化カフェを開催しました2025.12.6】

今回は、中村元記念館東洋思想文化研究所 岡﨑秀紀研究員によるお話と、学芸員からの次回展示案内、記念館スタッフ演奏によるクリスマスコンサートを行いました。

第1部では「中村元博士と小泉八雲について」と題して、現在放送中のドラマ「ばけばけ」登場人物のモデルになった実在人物(小泉八雲、セツ、西田千太郎、島根県知事 籠手田安定と娘の淑子)について、岡﨑研究員の調査研究と関連付けながらお話いただきました。また、中村元博士と小泉八雲の共通点について様々な例を挙げて紹介されました。

第2部では、学芸員による来年2月から開催予定の収蔵品展の予告として、展示予定内容の一部をご紹介しました。

休憩をはさんで、記念館スタッフで結成された「はじめのバンド」メンバーによるコンサートを行いました。中村家にあったクリスマスツリーなどで飾ったロビーで、お茶とお菓子とともに演奏をお楽しみいただきました。 今後も定期的に思想文化カフェを企画いたしますので、皆様どうぞご参加ください。

※この様子は、開催当日(12/6)の「さんいんNEWS645」(NHK松江放送局)で放映されました。取材に来ていただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。


中村家のクリスマスツリーやタペストリーおなじみ大人気の「すずしろ」さんのドーナツ

「はじめのバンド」ミニコンサート








2025年10月25日土曜日

【第10回中村元東洋思想文化賞授賞式・優秀賞受賞記念特別講演が行われました。2025.10.25(土)】

  第10回目の優秀賞に選ばれたのは、 辻 春樹(つじ はるき)さん(東京大学大学院)の「カーリダーサ作 Kumārasambhavaの伝承研究 ―第 4・5 章に対する注釈文献の比較検討を中心に―」でした。松江市長賞は榮 惟樹(さかえ ゆいき)さん(九州大学大学院)の「インド伝統医学における養生法の文献学的研究 ―『スシュルタ・サンヒター』4.24を中心に―」が授与されました。(奨励賞は該当なし)

辻さんは「今回の賞を励みに今後も研究に邁進していく所存です」と今回の賞の喜びを語られました。(現在ドイツにご留学中の為、ビデオメッセージをいただきました。)榮さんは、中村元博士との共通点である山陰の出身であることを語られ、また、故郷への感謝の思いを忘れずに、今後も研究を続けていきたいと述べられました。
 
授賞式のあとには、優秀賞を受賞された辻春樹さんによる、受賞記念講演「注釈文献に見るサンスクリット美文詩の受容と伝承—『クマーラの誕生』を例として—」が行われ、修士論文の研究内容とその研究方法、インドの詩と注釈を例に出しながら研究成果についてお話されました。また今後の研究展望とともに、中村元博士が翻訳された『尼僧の告白』などを例に出し、インドの美文学の和訳を出版して広く周知することやインド文学の美しさを伝える活動をしたいとのことで、中村博士を詠み込んだ自作の詩も最後に紹介されました。
 受賞者の皆様、おめでとうございました!

2025年10月22日水曜日

【第22回中村元思想文化カフェ開催のお知らせ】

日時:12月6日(土)10時半~12時
参加費:500円(今年度東方学院松江校研究会員は、400円)
定員:20名

〈内容〉
10:30~ 
●題目:「中村元博士と小泉八雲について」
報告者:岡﨑秀紀(中村元記念館東洋思想文化研究所研究員)
●次回の展示予告:「中村家(中村元博士)とゆかりの松江の人々」
加藤千乃(中村元記念館 学芸員)
11:40~ ミニコンサート お茶とお菓子付き♪
チラシのPDFはこちら

中村博士と小泉八雲の共通基盤・地元貢献や嗜好について、現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の内容を交えながらお話します。
また、後半には次回の展示予告やスタッフによるミニコンサートも行います♪

〈お申し込み先〉
〒690-1404 島根県松江市八束町波入2060番地 中村元記念館
TEL:0852-76-9593 
e-mail:evt@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp

※メールでお申し込みの場合は、件名に"第22回中村元思想文化カフェ申込"と記入し、本文にお名前とメールアドレス・ご住所と当日連絡可能な電話 番号をご記入ください。
※お申込みは準備の都合上、12月4日(木)までにお願いいたします。
お茶とお菓子を用意して、皆様のお越しをお待ちしております。

2025年10月4日土曜日

【「観音日和Sadhana yoga retreat~癒しのヨガの旅~」開催R7.10.4】

 
 中村元記念館で山陰地方でヨガアーサナ、瞑想、古典的なヨガ哲学のクラスを開催されている、ヨガニドラ講師、AURO YOGA代表のNilakantha(ニーラカンタ)越野貴義先生と、IZUMO YAKUSoU Lab・ArcTaraホリスティックサロン代表の椋本先生によるヨガのイベントを開催しました。
 ヨガとはどういうものかというレクチャーからはじまり、ヨガのポーズと呼吸法「アーサナ•ブラーナヤーマ」を行いました。
 そして、眠りのヨーガと言われる、横になって、ガイダンスを聞く「ヨガニドラ」と、ヨガとシンギングボウルの音色を聴きチャクラバランスを整える音のヨガ「チベタンボウル」が照明を落とした中で行われ、神秘的なチベタンボウルの響きの中で、日常では味わえない感覚を体験する時間となりました。
ヨガの後は、体験した感覚を参加された皆さんでシェアしたり、チベタンボウルについてのお話を聞いたりする時間があり、貴重な機会となりました。
 参加者からは、「体の芯からリラックスして心地の良い体験が出来ました」とのご感想をいただきました。



2025年10月1日水曜日

【第10回中村元東洋思想文化賞の受賞者が決定いたしました】

 中村元博士の開拓された東洋思想研究を志す大学生・大学院生のすぐれた論文を広く顕彰し、今後の研究を奨励することを目的として創設された中村元東洋思想文化賞 第10回の受賞者が決定いたしました。おめでとうございます!


<優秀賞>
カーリダーサ作 Kumārasambhavaの伝承研究 ―第 4・5 章に対する注釈文献の比較検討を中心に―
辻 春樹(つじ はるき)氏(東京大学大学院) 

<松江市長賞>
インド伝統医学における養生法の文献学的研究 ―『スシュルタ・サンヒター』4.24を中心に―
榮 惟樹(さかえ ゆいき)氏(九州大学大学院)
※お名前の後ろの()は、論文提出先です。

なお、10月25日(土)15時00分から、中村元記念館におきまして、第9回中村元東洋思想文化賞授賞式、並びに優秀賞受賞者による記念講演を予定しております。

参加希望の方は、下記のフォームからお申込みください。

https://www.nakamura-hajime-memorialhall.or.jp/contact.html