早朝の澄んだ空気と爽やかな風のなかで見る風景は、どこを切り取っても絵画のように美しく、まさに“早起きは三文の徳”の言葉通りの光景でした。
途中で足湯につかってほっこりした後、竜頭の滝を見に行き、自然の産んだ壮大な景色をたっぷり堪能しました。
河野さん、本当にありがとうございました!
二日間の旅の締めくくりとして、最後に世界遺産の日光山輪王寺と日光東照宮を訪問しました。
日光山輪王寺の三仏堂は、50年ぶりの大修理の途中であり、東日本最大の木造建築である三仏堂の大伽藍が素屋根で覆われた状態でしたが、中に入ると、仏像や屋根を修繕している様子など、普段では見られないところを見学することが出来たので、一同大満足でした。
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三仏堂を見学した後は、家光廟大猷院を見学しました。祖父である家康公の「東照宮」を凌いではならないという遺言の通り、金と黒を基調とした重厚感のある造りで、家光公の家康公への思いがどれだけ深いものだったのかを窺い知ることが出来ます。
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四体の夜叉の一つ、毘陀羅(びだら) |
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大猷院の中心となる拝殿・相の間・本殿では、教科書でもお馴染みの狩野探幽の「唐獅子」や、家光公の着用された鎧が展示されていました。天井には140枚の龍の絵が描かれており、その膨大な数と、一つ一つ絵の緻密さに圧倒されました。
日光の名物、湯波ランチを食べた後は、いよいよ日光東照宮です。
残念ながら陽明門などは平成の大修理の途中で見ることはかないませんでしたが、「見ざる言わざる聞かざる」の3猿で有名な神厩舎の前で写真を撮り、左甚五郎作と伝えられている眠り猫(ねむりねこ)【国宝】など、東照宮の名物を見ることで、東照宮の雰囲気を堪能することが出来ました。
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龍の頭の下で拍子木を鳴らすと、鈴を転がしたような音がすることから「鳴き龍」の名称で親しまれている、狩野安信の手によって東照宮薬師堂(本地堂)天井に描かれた龍の絵は、その現象の不思議さもさることながら、龍がまるでこちらに迫ってくるような迫力のある絵にも多くの人が感嘆の声を上げておられました。
今回の旅行でお世話になった関係者の皆々様、本当にありがとうございました!