2014年11月18日火曜日

東方学院松江校「冬期特別講座」のご案内

入会金不要・受講料のお支払いだけで受講できる特別講座を、2015年2月~3月に実施いたします。
1講座を2日間連続で開催します。(1日目と2日目は講義時間が異なりますので、ご注意ください。)


【講座1】 環境宗教学入門
     
講師: 岡田 真美子 氏
    (兵庫県立大学名誉教授)

日時: 2月7日(土)13:30~16:50
    2月8日(日)10:30~14:30

宗教思想および社会資本としての宗教施設が地域環境の維持向上に与えてきた影響について、具体例を挙げながら平易に解説します。

【講座2】 ジャイナ教
       ―どう仏教と異なるのか―

講師: 矢島 道彦 氏 
    (東京大学文学部非常勤講師)

日時: 3月7日(土)13:30~16:50
    3月8日(日)10:30~14:30

インドの伝統宗教の一つであるジャイナ教について学びます。なぜ、インドにおいて仏教は滅びたのに、ジャイナ教は今日まで生き延びたのでしょうか。こうした疑問の答えも、きっと見つけられるでしょう。

【講座3】 アビダルマ概説

講師: 三友 健容 氏 
    (立正大学教授)

日時: 3月28日(土)13:30~16:50
    3月29日(日)10:30~14:30

三蔵のひとつである論蔵は、アビダルマといわれ、仏教の基本的な教理が述べられている。有名な『倶舎論』を中心に、輪廻転生の問題、煩悩、解脱、さとりなどの項目について説明していく。



《受講料》
 1講座(2日間) 5,000円 (東方学院松江校会員 4,500円)

※受講料は、受講日当日受付でお支払いください。
※会員とは、東方学院松江校に入会され、2014年度の定期講義又は集中講義を受講されている方を指します。
 
《会場》
 中村元記念館(島根県松江市八束町波入2060 松江市八束支所2階)

《申込方法》
 以下のいずれかの方法でお申込みください。お電話ではお申込みいただけません。

◆郵送・FAX・窓口でのお申込み
①お電話で申込書をご請求ください。(TEL:0852-76-9593)
②申込書にご記入のうえ、中村元記念館へご提出ください。
 (〒690-1404 島根県松江市八束町波入2060 FAX:0852-76-9693)

◆メールでのお申込み
以下の件名、本文を設定のうえ、メールを送信してください。
【送信先】info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp
【件名】 特別講座申込
【本文】 氏名(ふりがな):
      住所:(郵便番号からお願いします)
     電話番号:
     性別:
     区分:(一般/会員)
     申込講座名:


2014年10月19日日曜日

閲覧室の新着図書




『ブッダの言葉』中村元訳 丸山勇写真 佐々木一憲解説 新潮社 2014年


ブッダの声が聞こえる、と本の帯に書かれていますが、中村元が訳したブッダの言葉がインドの美しい鮮明な写真と共に、 現代を生きる私たちに、語りかけてくるようです。

 編集後記に、写真家の丸山氏が記されていますが、中村元記念館が開館した時に、ブッダの言葉と、丸山氏の写真とのコラボレーションによる企画展が開催されました。とても印象深い展示で、その時に初めてブッダの言葉を、身近な言葉として受け取られた方も多かったのではないかと思います。その折には、「写真集や図録は無いのですか?」と、たくさんのお客様に尋ねられましたが、やっと開館2周年の今年、この本が出版されました。

ブッダの故郷・インドで写されたこれらの写真は、解説の佐々木氏等の編集によって、みごとに言葉のイメージと共鳴しています。


 解説の佐々木氏よりご寄贈いただきました。ありがとうございました。現在開催中の「中村元著作展」で展示中です。
(司書F

2014年10月16日木曜日

インド仏跡巡拝【釈尊三大聖地】の旅 参加者募集のお知らせ



中村元記念館が企画するインド旅行 第2弾 「インド仏跡巡拝【釈尊三大聖地】の旅(7日間)」の参加者を募集いたします。今回は、国境を越え、釈尊誕生の地ルンビニ(ネパール領)への訪問も予定しています。仏教の聖地を訪ねてインドを旅してみませんか。

インド仏跡巡拝【釈尊三大聖地】の旅 (成田空港発着、7日間)

タージマハル
世界遺産 タージ・マハル

期日:平成27年2月9日(月)~15日(日)

旅行代金:318,000円(全食事付・全行程添乗員同行)

募集定員:20名(最少催行人員15名)

申込締切:平成26年11月25日(火)

・行程表はこちら   ・申込書はこちら

≪お申し込み先≫
中村元記念館
電話:0852-76-9593  FAX:0852-76-9693
受付時間:10:00~18:00 月曜休館

≪旅行に関するお問合せ≫
アショカツアーズ ㈱ビーエス観光米子営業所
電話:0859-33-6456 FAX:0859-22-1796

2014年10月8日水曜日

大学連携調印式を行いました。

中村元記念館を運営するNPO法人中村元東洋思想文化研究所は、次世代を担う研究者の発掘・育成に貢献すべく、仏教や東洋思想などを研究する7大学と連携協定を結び、10月6日に連携調印式を開催しました。

今回協定を結んだのは、武蔵野大学、立正大学、大正大学、龍谷大学、佛教大学、東京大学インド哲学仏教学研究室、島根県立大学の7大学で、調印式には昨年10月にすでに協定を結んだ島根大学からもご参加いただきご挨拶をいただきました。

大学連携調印式

調印式の後は、翌日7日から開催する、大学連携事業第1弾「立正大学のあゆみ展」と開館2周年企画「中村元著作展」の内覧会を行いました。

「立正大学のあゆみ展」は、11月9日(日)まで、「中村元著作展」は、11月30日(日)まで開催しております。

「中村元著作展」内覧会

「立正大学のあゆみ展」内覧会


2014年9月29日月曜日

学術提携記念「立正大学のあゆみ展」および講演会「古事記と出雲神話」開催のお知らせ

中村元記念館×立正大学 学術提携記念
「立正大学のあゆみ展」

中村元記念館の連携大学企画 第1弾として、「立正大学のあゆみ展~世紀(とき)を超えて伝える立正安国の精神」を開催いたします。

中村元博士や島根県とも縁が深い立正大学の歴史、研究、教育、将来像を、その根底に流れる仏教思想とともにお伝えいたします。

【日時】 10月7日(火)~11月9日(日)10:00~17:00 入場無料、月曜休館

【会場】 松江市八束支所1F 町民ホール (島根県松江市八束町波入2060)



記念講演会「古事記と出雲神話」

立正大学教授の三浦佑之先生をお招きし、記念講演会を開催いたします。この機会に改めて出雲神話の世界にふれてみてはいかがでしょうか。

【日時】 10月12日(日)14:00~15:30 聴講無料、予約不要

【会場】 中村元記念館 大会議室 (島根県松江市八束町波入2060 松江市八束支所2F)

【講演題目】 「古事記と出雲神話」

『古事記』上巻に収められる神話の中で、出雲を舞台とする神話(いわゆる出雲神話と国譲り神話)が40%あまりの分量を占めています。内容からみても、出雲神話がなければ『古事記』は誠に味気ないものになってしまいます。なぜ、『古事記』はそれほどまでに、出雲の神々にこだわるのか。出雲神話とは何か、『古事記』とはいかなる書物かを考えます。

【講師】三浦佑之(立正大学文学部教授、立正大学大学院文学研究科長)
 
専門は、日本古代文学・伝承文学。2003年、『口語訳 古事記』(文藝春秋)で第1回角川財団学芸賞受賞。昨年はNHK Eテレ『100分de名著「古事記」』のゲスト講師として、古事記のおもしろさを伝えた。著書に『古事記講義』『古事記を旅する』『あらすじで読み解く 古事記神話』(以上、文藝春秋)、『古事記を読む』『古事記のひみつ 歴史書の成立』(以上、吉川弘文館)、『古事記を読みなおす』(ちくま新書)、『子どもに語る日本の神話』(共著、こぐま社)、『100分de名著ブックス 古事記』(NHK出版)など。



中村元記念館と諸大学との連携事業について

中村元記念館は、設立目的の1つに「優秀な研究者や学生たちを中心とした学知の集積」を掲げています。その一環として、このたび、仏教や東洋思想などの学問分野を擁する大学、大学院との提携協定を結ぶことになりました。

提携するのは、立正大学、大正大学、武蔵野大学、東洋大学、大谷大学、島根県立大学、東京大学(インド哲学仏教学研究室)。10月6日には、各大学との大学連携合同調印式を行う予定です。

今後、相互の研究者による出張講座、3万冊以上の中村博士の蔵書を活用した研究の促進、卒業論文・修士論文を対象とした「東洋思想文化賞」の設立、長期休暇を利用したゼミ合宿の誘致と宿泊施設「はじめハウス」の優先的な利用などの事業を通じて、次世代を担う研究者の発掘・育成に貢献していきます。     

2014年9月27日土曜日

開館2周年記念企画展 「中村元 著作展」開催のお知らせ

おかげさまでこの10月に記念館は開館2周年を迎えます。
それを記念して、中村博士の著作展を企画展示することになりました。

代表作のほか、共著や編著作、監修作品も含め、普段は閲覧室や展示室でも公開していない資料も多数出展します。(児童書、対談集など珍しい資料もあります。)

どうぞこの機会にご覧ください。

【開催期間】2014年10月7日(火)~11月30日(日)

【場所】中村元記念館 展示室


書庫で作業中の記念館司書


2014年7月22日火曜日

華厳経の資料提供

 7月19日、学習院大学の酒井先生に華厳経関係の古書を閲覧していただきました。

 まだ、資料の提供が十分にできるほど整備できておらず、写真の通り、ダンボール箱のまま書庫から出して来て、その中から先生に1冊1冊、見ていただきました。

 


  この本は、中村元の蔵書の一部で、開館の折に記念館に東京から送っていただいたものですが、和紙を糸で綴じてある和装本で、虫の食害に合わぬように、去年、島根県立古代出雲歴史博物館で燻蒸していただいたものです。また、記念館のサポーターさんにもクリーニング作業をしていただきました。いろいろな方のお世話になり、本がようやく研究される方の役に立ちました。大変嬉しいことです。
 


 酒井先生、遠方からご来館いただきまして、どうもありがとうございました。
 
 先生のお探しの資料は、まだまだほかの施設や、記念館の書庫の奥底に未発見で眠っているようです。更に良い資料が早く見つかりますように。

(司書F)
 
酒井先生の著作:「『華厳経』と『モナドロジー』村上俊江におけるライプニッツ受容
「東洋文化研究」第10号(2014年3月)


2014年7月13日日曜日

比較思想学会第41回学術大会招致記念 公開講演会のご案内


中村元博士が中心となって創立された比較思想学会の第41回学術大会が、中村元記念館で開催されるのを記念し、7月19日(土)に一般向けの公開講演会を行います。

入場は無料ですので、ぜひご参加ください。


【日時】 7月19日(土)午前1時~午後4時

【会場】 松江市八束公民館ホール

【内容】 「天・雨・海―あめあま考」
                      岡田真美子氏 (兵庫県立大学名誉教授)
    
     「道元禅師と中村元先生」
                      角田泰隆氏 (駒澤大学教授)

【入場料】 無料

【申込方法】申込書を中村元記念館宛に郵送またはFAXにてお送りください。

※申込書をお持ちでない方は、お電話、メールでも受け付けております。
以下の項目をお知らせください。
①お名前 ②申込人数 ③ご住所(郵便番号からお願いします) ④お電話番号

※当日のご参加も可能ですが、満席の場合はお申込みをされた方が優先となります。

【お申込み先】 中村元記念館
 TEL.0852-76-9593 FAX.0852-76-9693
 〒690-1404 島根県松江市八束町波入2060 松江市役所八束支所2F
 メール:info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp


※お詫びと訂正

講師 岡田真美子先生の経歴について、ポスターに誤りがございました。

ポスターには
東京大学文学部印度哲学印度文学専修課程卒業。駒澤大学大学院博士課程中退。哲学博士。兵庫県立大学名誉教授日本翻訳文化賞1994日本印度学仏教学会賞1995受賞。
編著『小さな小さな生きものがたり―日本的生命観と祈り』(昭和堂2013)他多数
とございますが

正しくは
東京大学文学部印度哲学印度文学専修課程。同大学院博士課程中退。哲学博士(Dr.Phil./ドイツ・ボン大学)。IBU国際仏教大学専任講師(仏教学・ドイツ語) 神戸女子大学助教授(哲学・倫理学・ドイツ語)を経て兵庫県立大学教授を歴任。現在兵庫県立大学名誉教授日本翻訳文化賞1994日本印度学仏教学会賞1995受賞。
編著『小さな小さな生きものがたり―日本的生命観と祈り』(昭和堂2013)他多数」

です。

謹んでお詫び申し上げます。

2014年6月27日金曜日

6月17日に前田專學館長 パドマ・シュリー勲章受章祝賀会を開催しました。

去る6月17日、当館の前田專學館長のパドマ・シュリー勲章受章祝賀会を開催しました。

前田館長と式子夫人の入場




パドマ・シュリーは、インド国家のために卓越した貢献をなした民間人に贈られる勲章で、前田館長は日本人としては4人目の受章です。



祝賀会には約60名の方がお集まりくださいました。

会の冒頭には松江市長からご祝辞を頂戴し、女優でダンス・アーティストの板倉リサさんによる創作インド舞踊のご披露では、その美しく神秘的な舞に一同魅了されました。

松浦正敬市長の祝辞

板倉リサさんのインド舞踊

また、東方学院松江校受講者の皆さんから花束と握手のセレモニーがあるなど、終始和やかで温かい雰囲気の中、お祝いの会をすることができました。

記念館スタッフによるキャンドルサービス

東方学院松江校受講生から花束贈呈


受講生との握手セレモニー









2014年6月20日金曜日

企画展「いのちの水に感謝・水の祈り展」開催のお知らせ

水の清らかなエナジーを墨と和紙により表現してきた流水紋作家 重富豪氏が、
いのちの水に感謝し、永遠なる地球を願う気持ちを込めて展示会を開催いたします。
是非、ご来場くださいますようご案内申し上げます。

作者プロフィール
重富 豪 Goh Shigetomi
流水紋作家として世界各地で個展・展覧会活動を行う。201112月フランスのルーブル美術館地下施設カルーセル・ド・ルーブルにてフランス国立美術協会ソシエテ・ナショナル・ド・ボザール主催で行われたカルーセル・ルーブル展に在仏日本大使館正式推薦の日本代表作家として招待され、展覧。株式会社ボロン代表取締役社長。

【日時】 710日(木)~20日(日)
     午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)

【会場】 松江市八束支所1F 町民ホール

【作者来場】 会期中の午後1時~午後5

【会期中の休館日】 714日(月)

【入館料】 無料


2014年6月11日水曜日

来館者2万人を達成しました。

 お陰さまで、記念館の来館者数が6月10日で2万人に到達しました!!

 2012年10月10日の開館から1年8カ月での2万人達成は、予想以上のスピードです。



 2万人目になられたのは、広島市佐伯区からお越しの樋口様。菩提寺である正覚寺の仏教婦人会から見学に来られたお客様のお一人でした。


 くす玉のセレモニーの後、中村博士の本や大根島の牡丹を記念品として理事長からお渡ししました。


 樋口さまは突然のことに初めは大変驚いておられましたが、「よい記念になりました」と、同行された約30名のお仲間やご住職と共に喜んでくださいました。
(C.M)




2014年5月28日水曜日

2014年度 東方学院松江校「夏期特別講座」のご案内

入会金不要・受講料のお支払だけで受講できる特別講座を今年度も実施いたします。
今回は1講座2日間の開催です。

【講座1】 大乗の菩薩道 
       ―般若経を中心として― 

      講師: 渡辺 章悟 氏(東洋大学教授)
      日時: 8月2日(土)13:30~16:50
            8月3日(日)10:30~14:30

【講座2】 成長するアメリカ仏教
       ―日本仏教の未来像となるか?

      講師: ケネス 田中 氏(武蔵野大学教授)
      日時: 8月16日(土)13:30~16:50
            8月17日(日)10:30~14:30

【講座3】 中村元先生の比較思想論に学ぶ

      講師: 吉田 宏晢 氏(大正大学名誉教授)
      日時: 8月30日(土)13:30~16:50
            8月31日(日)10:30~14:30

【講座4】 ブッダを語る

      講師: 前田 專學 氏(中村元記念館館長) 
      日時: 9月6日(土)13:30~16:50
               9月7日(日)10:30~14:30


 
《受講料》
 1講座(2日間) 5,000円 (東方学院松江校会員4,500円)
 
※会員とは、東方学院松江校に入会され、2014年度の定期講義または集中講義を受講されている方を指します。
※受講日当日、受付でお支払ください。

《会場》
  中村元記念館

《申込方法》
  以下のいずれかの方法でお申し込みください。お電話ではお申込みいただけません。

◆郵送・FAXでのお申込み
①お電話で申込書をご請求ください。
  中村元記念館 電話:0852-76-9593(10:00~18:00 月曜日除く)
②申込書にご記入のうえ、中村元記念館へご提出ください。
 【宛先】〒690-1404 島根県松江市八束町波入2060 松江市役所八束支所2F
     FAX:0852-76-9693

◆メールでのお申込み
以下の件名・本文を設定のうえ、メールを送信してください。
【送信先】info@nakamura-hajime-memorialhall.or.jp
【件名】特別講座申込
【本文】氏名(ふりがな):
     住所:(郵便番号からお願いします)
     電話番号:
     性別:
     区分:(一般/会員)
     申込講座名:

2014年5月14日水曜日

在大阪・神戸インド総領事アシーム・マハジャン氏が来館されました。

5月2日に在大阪・神戸インド総領事のアシーム・マハジャン氏が来館されました。

図書閲覧室では、実際に本を手に取り、時間をかけて熱心にご覧になりました。




また、展示室では前田專學館長の英語の挨拶文や中村博士のインドでの写真を中心にご覧になり、時折日本語も交えながら質問やお話をされました。



総領事より「India FOR A BILLION REASONS」という本をいただきました。人口12億のインドの様々な人々の思いや日常がきれいな写真と英文で紹介されています。近代的な街の様子もあれば、ゾウに乗っている人、紅茶摘みをする人など伝統的な暮らしの様子もあり、写真を見るだけでも楽しい本です。新しい本コーナーに展示中です。


(司書F、企画K)

2014年5月4日日曜日

4月30日にヨガ教室を開催しました。

4月30日に1日ヨガ教室を開催しました。

昨年の開館1周年イベントに続いて、ヨガインストラクターの山本紀子先生に講師を務めていただきました。

最初はこめかみや目の周りを指で触ったりしながら少しずつ体を緩めていき、簡単なポーズも教えていただきました。

参加者はみんな初対面同士、初めは緊張感もありましたが、紀子先生の透き通ったやさしい声を聞きながら自分の体や心をほぐしていくうちに、徐々に緊張感も取れ、自然に「ふぅ~」という気持ちのいい呼吸があちこちから聞こえ始めました。




ヨガの後は先生を囲んで、お茶とおやつで茶話会。
参加者の皆さんが感想を言い合ったり、先生へ質問したりと楽しく過ごしました。

最後に、ぼたんオブジェのある町民ホールでインドの楽器シタールに実際に触ってもらい、職員によるミニコンサートで締めくくりました。



参加者の方から「今日はフルコースで、ありがとうございました」と言っていただき、満足していただけたようでした。

記念館では今後もヨガ教室を開催していきたいと思います。

(企画:M.K)

2014年4月29日火曜日

"ぼたん祭り"ヨーガ体験教室募集中!!

 
 
記念館のある大根島では今、特産のぼたんが大輪の花を咲かせています。26日、27日と松江市八束支所の中庭で「大根島ぼたん祭り」のステージイベントがあり、記念館にも多くのお客様にお越しいただきました。明日は記念館の大会議室でヨーガの体験教室が行われます。時間は13時30分から15時まで(受付は13時から)、ヨーガの後はお茶とお菓子でゆったりと過ごしましょう。参加費は500円(お茶・お菓子代込)と大変お得になっております。


ぼたんを背景に記念撮影
このぼたん祭りの期間中5月6日(火)まで1階のホール特設会場でもぼたんを見ることができます。みなさま大根島のもっとも華やかなこの季節に、是非記念館にもお立ち寄りください。
(文責:NK)

2014年4月24日木曜日

学術雑誌の整理をおこないました。


 先日、中村元東方研究所から東洋思想に関連する学術雑誌を御恵贈いただきました。全部で約2000冊、段ボール箱20箱にもなる量ですが、今回はボランティアサポーターの方々にご協力いただきながら、段ボール10箱分を棚に収めることが出来ました。雑誌には中村博士らしき書き込みもありました。記念館にはご存知のように3万冊を超える蔵書がありますが、中村家がこれらの雑誌や多くの本を収めるために増築を重ね、迷路のようになってしまったという話も少しわかる気がしました。

 中村元記念館ではボランティアサポーターを常時募集しています。今回のような蔵書整理やイベントスタッフ等の記念館運営業務の補助を、サポーターの方のご都合のつく時にお願いさせていただいています。ご興味のある方は記念館までお気軽にお問い合せください。
(文責:N.K)

2014年4月21日月曜日

閲覧室の新着図書

『奥谷町内史』をご寄贈いただきました。

奥谷は、中村先生の生家があった松江市内の町で、先生のお墓のある真光寺もあり、松江城からも近い地域です。中村邸の敷地にあった井戸のこと、真光寺や奥谷の歴史など、地元ならではの情報が載せられています。


3月に記念館スタッフが全員で中村先生のお墓参りに出かけ、奥谷の中村道や旧中村家の跡地を見学しましたが、その折に奥谷にお住まいの方に町内をご案内いただき、本をご寄贈いただきました。残っていた最後の1冊だそうです。本当にどうもありがとうございました!


中村道から田原神社への細い道には、垣根の緑やお地蔵さんがあって昔がしのばれ、すてきな散歩道でした。





『奥谷町内史』~奥谷町東区町内会のあゆみ~

編集・発行: 奥谷町東区町内会 2011年


白いタンポポの花も見かけました。
春日神社境内で撮影。
(司書F)


2014年4月18日金曜日

記念館オリジナルグッズ新発売

昨年発売した記念館オリジナルグッズ第1弾「慈しみの珈琲」に続き、第2弾、第3弾が立て続けに新登場しました!

「クリアフォルダ」350(税込)「オリジナルノート」320(税込)






記念館では、東京大学時代の中村博士のノートを展示していますが、クリアフォルダにはそのノートに書かれた手書きの文字がデザインされています。

クリアフォルダー 350円


また、オリジナルノートは、インド綿の柄をあしらい、裏表紙には「慈しみのことば」を載せています。これを使えば中村博士のように勉強がはかどるかも?


オリジナルノート 320円

「慈しみの珈琲」500円(税込)も引き続き好評発売中です。記念館でしか買えないオリジナルグッズを、ご来館の記念として、お土産として、ぜひお買い求めください。

三井昌志写真展 「インド・12億の素顔」のお知らせ


 記念館に常設展示している写真家・三井昌志氏の写真展「インド・12億の素顔」。昨年の開館1周年イベントで展示して以来ご好評をいただいておりますが、新年度になったということで、今回展示作品の入れ替えを行いました。




 
 三井氏は1974年京都生まれ。大学卒業後、エンジニアとして2年間働いた後退社。2000年に10か月に渡ってユーラシア大陸一周の旅を行い、そのときの旅をまとめたフォトエッセイ「アジアの瞳」が1万部を超える売り上げを記録しました。以降、写真家としてアジアを中心に旅をつづけ、人々の飾らない日常と笑顔を撮り続けています。

 同展では、三井氏が原付バイクでインドを旅した際に出会った人々の素顔の写真18点を展示しています。入場無料。ぜひお越しください。





(企画員M.K)

2014年4月17日木曜日

東方学院松江校ガイダンスを実施しました。

4月12日に東方学院松江校ガイダンスを実施しました。

当日は、受講申込みをされた受講生のほか、講座に関心をもつ方々にお集まりいただき、東方学院長前田專學先生のご挨拶、東方学院と中村元博士の説明、各講座の講師による講座案内を行いました。
前田專學 東方学院長

松江校講師の先生方

熱心に話を聞く受講生の方々


また、昨年できたばかりの東方学院歌「慈しみ」を記念館スタッフによる生演奏で披露しました。


記念館職員による学院歌披露

参加された方の中には、「お会いしたかった先生に何人にも会えてうれしかった」と話す方もおられました。

平成26年度の東方学院松江校はいよいよ4月19日(土)より開講いたします。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。


(企画員M.K)