2021年4月10日土曜日

【東方学院松江校】令和3年度講義が始まりました!

 藤島建樹先生の「歴史に学ぶということ!─その深さと厳しさ─」の講義の初回が行われました。2019年から2020年に岩波書店から発刊された<シリーズ中国の歴史>全5巻をテキストとして、新しい「中国史」を学ぶ、全15回の講義です。今回は1巻「中華の成立 唐代まで」の冒頭を読みながらこれまでの中国史について、そして本のねらいの部分である、新しい中国史についての概要に触れる内容でした。
まだまだ受講生募集中です!皆様のお申し込みお待ちしております。


2021年4月8日木曜日

【東方学院松江校の講師をされている蓑輪顕量先生が、「NHKこころの時代~宗教・人生~」に講師として出演されます!】

第1回目は4月18日(日)朝5時から放送され、全6回放送されます。
記念館ミュージアムショップでテキストも販売(数量限定)しておりますので、購入を希望される方はお早めにどうぞ!
テキストの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000069110372021.html
NHK Eテレ番組 「こころの時代~宗教・人生~:瞑想でたどる仏教 心と身体を観察する」
番組ホームページ→https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/

<放送日程>
Eテレ(本)4~9月 第3日曜 午前5:00~6:00
(4/18、5/16、6/20、7/18、8/15、9/19)
Eテレ(再)4~9月 毎週土曜 午後1:00~2:00
(4/24、5/22、6/26、7/24、8/21、9/25)

2021年4月3日土曜日

【浅川滋男研究員の新刊書ご紹介】

中村元記念館東洋思想文化研究所 浅川滋男研究員の書籍がこの度発刊されました。
(中村元記念館図書閲覧室でも閲覧可能です。)
・「チベット仏教求法僧 能海寛と宇内一統宗教-明治の国粋とグローバリズム-」
 浅川滋男・編/同成社
↓書籍に関して詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784886218612
【目次】
前言――本書に寄せて(今枝由郎)
序論 能海寛の風景と思想(浅川)

第Ⅰ部 能海寛の風景――山陰からチベットへ
  第一章 仏教と欧米知識人(浅川)
  第二章 能海寛と『世界に於ける仏教徒』(森彩夏) 
  第三章 チベット仏教憧憬―白い金色の浄土(森・岡﨑・眞田廣幸・浅川)
  第四章 古都京都の近代化をめぐる仏教とキリスト教(山田協太)

第Ⅱ部 能海寛の思想――『世界に於ける仏教徒』を読む
  第一章 『世界に於ける仏教徒』口語訳(浅川・森)
  第二章 キリスト教批判――宇内一統宗教の構想(浅川)
  第三章 批評としての大内青巒序(浅川) 
  第四章 仏教と国粋――明治維新と能海寛(浅川)

第Ⅲ部 仏教の土着と宇宙――遺産から自然(じねん)まで
  第一章 東大寺頭塔の復元からみた宝塔の起源
       ―チベット仏教の伽藍配置との比較を含めて(浅川)
  第二章 大雲院宝塔厨子と徳川将軍家墓処(岡﨑滉平・眞田・浅川)
  第三章 浄土真宗、近江から因伯へ―尾崎家仏間と安楽寺(眞田)
  第四章 「賽の河原」の風景―摩尼山地蔵堂の考証と復元(浅川・岡垣 ・宮本)
  第五章 居住地の形成と宗教―マレーシア移民社会の事例(張漢賢)
  第六章 仏ほっとけ―車寅次郎と御前様、そしてひとの生き死に(中山実郎)
  第七章 仏教とマーケティング(磯野誠)
  第八章 般若心経と現代科学の宇宙観(足利裕人)
  第九章 業・廻向・菩薩・無我・輪廻―仏教主要教義間の自家撞着(今枝由郎)

跋文 奇跡の雪山(浅川)