今回の公開講座は、島根県立美術館で開催中の「クローン文化財展 甦る世界の文化財」の会場で行われました。
今は失われてしまった「バーミヤン東大仏天井壁画」のスペースでは、瀬古先生によるインド楽器シタールのほか、壁画の仏様がどうしてペルシア人のような顔をしているかなどを説明されました。まるで異国を思わせる、シタールのシャンティ(心の平安を意味する)の調べは、訪れた人々を古の遺跡へと誘うようでした。
他にも、並河萬里のバーミヤンの写真を見ながら、瀬古先生が1976年にバーミヤンに調査に訪れ、石窟の中で瞑想をしたときのお話をされました。
0 件のコメント:
コメントを投稿