2016年8月11日木曜日

夏休みの子どもボランティアを行いました。

 
8月6日から8日までの3日間に、八束町の子どもたちに夏休みのボランティアをしてもらいました。
 
今年は去年も参加してくれた3人のベテランサポーターの子どもたちに、作業を手伝っていただきました。
 書庫棟にある、博士の膨大な著書を分類別に並べる作業や、本の背にラベルシールを貼る作業、記念館グッズのシール貼りなど多種に渡ったお仕事をしてもらいました。どの作業も、自分たちで段取りや分担を決めながら、仲良くスムーズに作業をしてくれました。
 
 作業の合間には、当館の学芸員が、開催中の企画展「記憶のなかの思想―中村元の蔵書に見る日本の学知―」の展示説明も行いました。
 なかでも、中村博士の中学時代の先生だった亀井高孝先生が、室町時代のキリシタンが書き留めた平家物語を、ローマ字から日本語になおした『ハビヤン抄キリシタン版平家物語』の説明には興味深く聞き入っていました。

 子どもボランティアの皆さん、どうもありがとうございました!

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